別にURを褒めているのではない。ホントの事である。
URの防災について!
今年の台風は偉い騒ぎであった。これが毎年来ると思うと頭が痛いぞぃ。
URの防災対策は規模がでかいので、みなさん気がつかないと思います。
地下に電気室があり、水びたしで停電!これは、私も昔URの設計に注文をつけたことがあります。
「ここは水が来るから機械室は上に置かないと!」とね。
でも、建ぺい率などで無理!全然は反映されないのですね。
なんて数年が経って・・。いつの間にやらURの団地跡地にURが巨大な貯留池を作って、その地域の一帯の酷い水びたしが解消されていました。
すご~!やるなら早く言えよ!何億かけたんだろうか・・。
後は、地域によりますが、新しい団地の下がピットになっており、(団地の大きさと同じくらいのプールです。)
そこに雨水が流れ込むようにしている団地もあります。
それによって地域に水を流さない!水吐けの悪い地域だけですけどね。
そんな事は、民間賃貸なんぞに逆立ちしても真似できることではございません。
細かいことは、防災倉庫があります。発電機や防災グッツがしこたま置いてある。大きめの団地にはある。小さい団地は無いかもね。
これは自治会管理も多いです。URが与えているのです。
なにかあっても全団地なんか出動できませんからね。そんな時は自治会さんが一番早いです。
後は、受水槽がある団地は、断水しても受水槽に水があるので少しは持つと思います。
停電は、どうにもならないです。
それと災害があったときは、URの住宅を開放している。昔でいうと関西の震災や三宅島の噴火の時もな。後は東北の震災の時もね。
国から金が出るからな。当たり前かぁ。
復興住宅なんかも東北で作っていたな。大勢の人が東北に送り込まれたのである。
防災については30分ほどで書いた記事です。もっとあるのです。ご安心を!
東北の震災のお話。
その時、ワシは管理センターにいた。一回目の揺れの時は、「おっ!で、デカイぞィ!」とおもってスグに2回目!「こ、こりゃこの世の終わりじゃ~!」とおもった。
震源地は、岩手県沖、そこの出身の女性(釜石)が津波と聞いて慌てて電話をかけていた。
父親の「うわぁ~もうだめだ!」という言葉が最後に電話が切れた。それから音信不通に・・。
停電で電話も不通、携帯も繋がらん!JSも停電して連絡が取れん!
出動じゃ~! 団地に行くぞィ!
車は!「なにィ、ガソリンが少しではないか!いいから行くぞィ!」と言うことでチャリンコで団地に出撃したのである。
水は出るのか、エレベーターで閉じ込められている人は居ないか!なんかぶっ倒れてるもんはないのか!
困ってる人はいないか!
見て回ったのである。
だが、URの団地は丈夫なのである!大した影響はないのである。凄いぞぃ!
外出したお婆ちゃんがエレベーターが止まり難儀していたので、荷物を持ち、おんぶして8階まで上がったのである。
嘘だ!おんぶはしておらん。そんな事この歳でできんぞぃ。荷物を持っただけである。心配なので自宅の様子を見たけどね。
あまり団地内をフラフラしていると無理難題を言われるので違う団地に移動した。
「高い家賃を払ってるんだから停電をなんとかしてくれ!」
「家賃の高い安いは関係ない!みんな困ってるのだから無理を言うな!」と一括したぞぃ。ばか者!愚か者!である。
それから何泊かしたのであった。ワシは自宅が近いので3時間も歩けば帰れるのだ。でも一人で帰るわけにもいかんだろ!
話はもどるが釜石のご両親は、無事だったそうだ。ε-(´∀`*)ホッ
URは防災に関しては、民間より上である。それにワシのような気合の入った人間もいるからな。
なんて、今はそんな担当者は残念ながら見たことがない!