URの洗濯機置き場について

洗濯パンも無いような住宅は選んではダメだ!

住んでいる人には悪いが、今時住宅とは言えない!


洗濯機置場は、その団地により大きさが違う。640mmだったり1000mmだったりする。

時代により、大きさが違うのである。空家工事時に大きな物に交換すれば?と思うであろうがスペース的に無理の場合が多い。

昔の団地

昔は、洗濯機置き場なんかなかった。ベランダに置いたり、浴室に置いたり人によるのである。

しかし、今時そんなのでは困る。という事で洗濯パンを設置しているのであるが、所詮後づけである。

小さいミニパンと言う洗濯パンが設置されている。

それも設置できないという部屋は、間接的に浴室に流すのである。洗濯機の排水ホースを挿す穴を設けている。

しかし、これがまた外れるのである。排水の勢いで外れるのかはわからんが、年中、外れて下の部屋に水漏れが発生している。

出かける時に洗濯をして!なんて普通の事だが、洗濯が終わるまでお出かけもできないのである。

これは、毎日のように起こる。なん十件単位だな。そんな事で、洗濯パンも無い様な住宅はおすすめできない。

なんで付けられる住宅と付けられない住宅があるのか?

排水の立ての配管が追加の排水を流すほど太くはないのである。

排水負荷単位というのだが、元々そんな設計ではないので追加で流すことができないのである。

5階建てなら洗濯排水を流す立ての排水管は65φ以上なければならないのだ。

配管が65φ以上ならミニパンが付いて、それ以下の太さならホースで浴室に排水を流す。という事になるのだ。

これを改善するには、1階から5階まである排水管を引っこ抜き、新しく太い排水管を設置しなければいけないのである。

そんな事は出来ない。そのうちイイモノが開発されるであろう。知ってるけど。

工事ができない、その理由は?

  • 何日も洗濯ができなくなる。
  • 全部の部屋に入らないと工事ができない。1箇所でも工事できないと意味がない。
  • 住んでないのに借りている人もいるので工事の調整がつかない。
  • ものすごい騒音である。

という事で工事不能なのである。建て替えたほうが早い。

とにかく 洗濯パンのある住宅を選ぶ事!

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洗濯機置き場がないタイプとは?

参考にしてくだされ!

乾燥機付きの洗濯機

これも最近多いな。一時期より減ったような気がするけど。

この洗濯機、馬鹿重いのである。前に担いだことがあるが、80kg!どうにかならんのか。

最近は、洗濯機の中に入って亡くなられた子供がいる。小さい子がいるご家庭は、使わない方がいいかもしれない。

洗濯機が大きくて、洗濯パンに収まらない!

そんな事も多いのである。

洗濯パンの大きさは、団地によるのでこれは、内覧の時に計らないとダメである。

洗濯パンを大きくしたい!なんて言っても自分でやることになる。

URじゃ洗濯機に合わせて洗濯パンを交換する。なんてしないからな。と言うか、どこの賃貸でもしないけどね。

それと、選択水栓の高さを確認しないとぶつかる可能性がある。大きさばかり気を取られると水栓の高さを忘れてしまうから。

高さが合わない、となると、洗濯機を前に出すか、水栓の位置を上げるしかないが、水栓の位置なんか上げることは難しいぞぃ。

諦めたほうがいいな。水栓によっては、水栓を横向にできれば、なんとか収まる場合もある。これは、一度試して成功したことがある。

これも形状による。

洗濯機置場に、ガス乾燥機をつけたい!

ガスの方が乾くのが早い!というのが理由である。前に使っていたならば、その便利さは浴室の電気式の乾燥機の比ではないからね。

気持ちは分かるが無理だな。まずガス栓がない。排気はどうする?という事で初めから付けないと集合住宅では無理である。

無理やり付けている人も居るのかもしれんが、ガス屋さんが工事してくれるのかのぅ。普通はしてくれないぞィ。