これから、年明けから引越しのシーズンじゃな。
異動や進学などで賃貸住宅を選ぶ人が多くなる時期だ。
普通、賃貸を選ぶ際にみんな気にする事は、駅から近い、間取り、設備、家賃などで決める人が多い。そんな事はどうでもよい。もっと大事なことがある。
しかし、大事な事を忘れている人が多いな。昔では考えられない話だな。
それは、近隣トラブルである。
ワシは、UR賃貸住宅にはド精通している。読んでいればわかると思う。
ワシの経験から、トラブルのない賃貸住宅の選び方を直伝するぞィ!
今の時代は、都心の賃貸なんか隣人は何する人ぞ?という具合でどんな人が住んでいるのかわからないのが普通である。
これは、分譲マンションや戸建でも言える事なのだが、借りたり、買ったりした後ではもう遅いのだ。
分譲なんか、悲惨だぞぃ。ワシの友人に分譲マンションでまだ、ローンが残っているのに上階の居住者が夜中に暴れまくる。というのだ。
これは、たまらん。奥さんは、眠れなくなり体調を壊し、入院。
何を言っても効果なしで、挙句の果てはマンションを売ることまで考えていたのである。
これは、もう運が悪いしか言い様がない。上階の人は、もともとは普通の人だったからな。そんな事は、予想もできない。
しかし、賃貸なら何かあれば、引越しすれば済むのだからまだマシだなぁ。引越しといってもかなりの出費だけどな。
そこで、ワシがお勧めするクレーマーのいない賃貸住宅の選び方である。
特にこの方法は、UR賃貸住宅に効果がある。民間でも応用は効くぞィ。
借りるまでの流れ。
1.まず、予約して部屋を選ぶ。
2.そして、内覧する。
3.気に入ったら仮契約をする。
4.期間中に本契約。
という流れなのだが、2番目の内覧が大事なのだ。
部屋だけではなく近隣も調査する。
玄関周りでも、子供がいる。若い人だ。老夫婦だ。位のことはわかる。
家族数は、玄関にかけてある傘の数で大体分かるし、傘の好みでも年齢はわかる。何かしら玄関前にはあるものだ。そのくらいは、自分で調査できるからな。
意外と多いのが賃貸のゴミ屋敷
これも見分けるのは、簡単である。住宅の外に周り、ベランダを見るだけで分かる。
大体のゴミ賃貸は、ベランダにゴミが山積みしてあるからな。高層で見えない場合は、隣の棟に上り見れば分かる。それでもわからない場合もあるけど確認はすることだ。
不自然に空室かある住棟
周りは空屋はないのに、何故かまとまって空室がある棟がある。
これは、問題がある居住者が、周りの住民に迷惑をかけ追い出す。もしくは、こりゃたまらん!と出て行ってしまった後に起こる現象なのである。
そんな住宅の周りは、募集はしない。というか出来ないのである。補充停止措置を取るのである。
もう何年もそのまま!ということも多い。要するに大損害なのである。しかし、居住権があるのでなかなか追い出せないのが実情だ。
階段室が違っていても、変な奴はお構いなしなのである。そんな住棟があれば避けたほうが身の為である。
管理サービス事務所がある賃貸を選ぶ!
これからが、大事だぞィ。URなど大きな住宅には、管理サービス事務所があるのだ。大体が、その住宅の戸数で決まっている。
概ね1000戸以上の住宅である。
しかし、1000戸位と、2000戸の住宅では、どこが違う?
1000位の住宅は、管理サービス事務所は、午前中しか空いていない。
大きな住宅は、9時半から5時まで空いている。その差である。
小さい住宅、例えば数棟しかない場合は、管理サービス事務などない。
管理サービス事務所を使ったクレーマーの見つけ方
そんなものは、簡単である。管理サービス事務所の女性に聞いてしまえばいいのである。
「この部屋は、どうですか?周りで近隣トラブル等ありませんか?」
と、ど、ストレートに聞けば良いのである。
その代わり、周りに他の住民がいない時を狙うのである。まわりに人がいるとさすがに答えられないからな。答えてくれないにしても、顔が曇るので大体分かる。
普通に
「別にないですよ!」と答えればよし。
「えっ!ないですよ。」と何かありそうな時は、やめたほうがい。
まさかぁ。商売なんだからそんな事は言わないでしょう?と思うだろう。
そこは時給1000円しないパートのおばちゃんである。商売っ毛などないのだ。
言わないにしても態度にしめす!
大家であるURより一番困るのがサービス事務所の女性である。
管理サービス事務所とは、入居後何度か足を運ぶことも多い。もし、「何もないですよ!」なんていい加減な事を言って後で、それはそれでクレームになったら困るのは自分である。それと変な居住者と一番最初に話すのも、この管理サービス事務所の女性なのである。
一番良く知っている人なのだ。
突っ込んだ聞き方
「前の住宅で近隣トラブルで困りましてねぇ。ここは大丈夫でしょうか?」
なんて聞くのもいいと思う。ごく普通の話だからな。これも他の居住者がいない時が良い。
実際にそんな人は、多い!「私は、最上階の角部屋に決めている。」なんて人はそんな経験をしている人がほとんどである。
近隣トラブルは、昔に比べかなり増えている。警察の出動など毎晩である。そんな案件は、もう何百と立ち会っているからな。
賃貸を選ぶ際は、間取りや家賃だけではなく周りの環境(人)も考慮する!
設備や間取りなどは、慣れの問題もある。となりに変な奴がいたらそれどころではないぞィ。
生活の根本が崩れ去ってしまうのだ。恐ろしいことぞィ。そんな事で引越しを余儀なくされた人も数えてキリがないくらいいるのである。
内覧の際に、部屋ばかり見ないで周りも確かめる。そして、一番知っている人に聴く。ただ、それだけの事なのだ。
花小金井の一言!
ちなみに、この近隣トラブル、ぶっちぎりで多いのが音である。
クレームの王様、音のトラブル!