高齢者とお話する機会が多いですね。


昔の記事だが、正月に両親と会ったので復活させてみた。

年取ったなぁ。もうすぐ会えなくなるのかなぁ。と思った。

いまだにワシは、親不孝者である。

最近、都会に住む息子・娘の所で一緒に暮らす高齢者が多くなってきています。

夫・妻に先立たれた・病気になってしまった!心配であるというのが主な理由です。

元気なうちは、1人で暮らす人が多いので後期高齢者(75歳以上)が子供と住むようです。

家族に囲まれ便利な都会で暮らす。一見、良いようですが

実際は、住み慣れた場所はなれて知人もいない。さびしいと思う事でしょう。

高齢者との時間帯のずれにより夕食など1人で済ます人も多いでしょう。

周りに知人・友人がいないためあまり外に出ない。どうしても、テレビ・ラジオなどが楽しみになってきます。

以前済んでいた土地に戻りたいと思う高齢者が全体の30%いるそうです。

上記は、一緒に暮らす。と言う方です。

一人で暮らすおばあちゃん

住宅事情・精神的面で一緒に暮らすのはちょっと、と言う方は、息子・娘の住んでいる場所の近くに引っ越してくる場合もあります。

前の話ですが、水漏れ!という事で出向いたのです。1階は、店舗でした。洋服屋さんかな。

2階に行くと、高齢のおばあちゃん一人で暮らしていました。高優賃住宅です。

いろいろ聞いてみたのですが、耳も遠く、ちょっと痴呆が入っているようで話にはなりませんでした。

新潟から出ていたということです。

近くに住んでいる息子さんの話ばかりしています。

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立派な会社に勤めています。出来の良い息子さんですね。と言うと、ニコニコしていました。

なんか可哀想になりましたね。

目もあまり見えないようで、あっちこっちにぶつかっていました。

なんか、許せないなぁ。と思いました。もちろん息子にです。

そうこうしているうちに市の福祉課の人が来ました。

「どうしたんですか?」

「実は、水漏れを起こしてしまい。下階の商品が濡れそうだったんですよ。」

「そうですか。」

「ちょっともう、一人で暮らすのは無理なんじゃないですか?」

「近くに息子さんがいるなら、連絡してください。」

水漏れといっても、トイレを詰まらせてしまったのですが、ビニールやなんでもトイレに流してしまうんです。

これでは、いつ水漏れが起こるかわかりません。1階の商品にかかったら弁償しないといけないですし・・。

トイレの詰まりを直すのに、23時頃までかかってしまいました。

その後、水を漏らしても下に漏れないように防水工事をしてあげました。

もちろん無料です。こういう事はURは優しいのです。事情を聞いた上司から「やってやれ!」という指示が出ます。

民間じゃ絶対にやりません。

そうして数ヵ月後、おばあちゃんは、退去していきました。

このおばあちゃん、息子の話ばかりしていました。いくつになっても、息子は可愛いのだなぁ。

息子じゃなく娘だったら全然違うのでしょう。

自分の母親には、優しくできないのに他のおばあちゃんに優しくする自分がなんか情けなくなりました。

いつも心配はしてるのですけどね。

花小金井の一言!
花小金井花小金井

息子夫婦と暮らすより1人の方が気楽!というのがホンネのようです。
今は高優賃は作っておりません。